経緯
WSL2上のUbuntu20.04を使用して開発していたが、ローカルで立てた開発サーバー(localhost)にアクセスできないといった現象が定期的に発生していた。
根本的な解決ができず、ストレスが貯まるのでDualBootでUbuntu20.04をインストールし、開発環境構築のためVisual Studio Code(以下vscode)を公式からインストールしたところ、起動後にクラッシュしてしまう現象に遭遇し、3時間ほど溶かしてしまったのでワークアラウンドをメモ。
環境
DISTRIBID=Ubuntu
DISTRIBRELEASE=20.04
DISTRIBCODENAME=focal
DISTRIBDESCRIPTION=“Ubuntu 20.04.2 LTS”
Visual Studio Code version = 1.54.3
解決手順
sudo snap remove code
sudo apt purge code
rm ~/.local/share/keyrings -fr
再度vscodeをインストールする。
snapからインストールすると日本語入力ができないので、公式からダウンロードしてきてインストールする。
公式から.deb
ファイルをインストールしてくる。
sudo apt install ./code_1.54.3-1615806378_amd64.deb
//ファイル名は適宜読み替えること
解決方法の補足
参考リンクへ貼ったIssueに再現手順が書かれているが、自身の環境では以下の流れで今回の問題が発生した。
- snapでvscodeをインストール
- GitHubアカウントでログインし設定を同期
- snap経由でインストールしたvscodeでは日本語入力をできないことがわかりアンインストールする
- 公式の
.deb
を使用して再度vscodeをインストール - vscodeが起動後にすぐクラッシュしてしまう
gnome keyringが持っているGitHubの認証情報がおかしなことになる(異なるバージョンのvscodeが読み書きすることで破壊している?)ことでクラッシュしているようなので、以下のコマンドでkeyringsをクリアすることで解決したと思っている。
rm ~/.local/share/keyrings -fr