Ubuntu20.04でVisual Studio Codeがクラッシュする

2021年03月21日

経緯

WSL2上のUbuntu20.04を使用して開発していたが、ローカルで立てた開発サーバー(localhost)にアクセスできないといった現象が定期的に発生していた。
根本的な解決ができず、ストレスが貯まるのでDualBootでUbuntu20.04をインストールし、開発環境構築のためVisual Studio Code(以下vscode)を公式からインストールしたところ、起動後にクラッシュしてしまう現象に遭遇し、3時間ほど溶かしてしまったのでワークアラウンドをメモ。

環境

DISTRIBID=Ubuntu
DISTRIB
RELEASE=20.04
DISTRIBCODENAME=focal
DISTRIB
DESCRIPTION=“Ubuntu 20.04.2 LTS”
Visual Studio Code version = 1.54.3

解決手順

sudo snap remove code
sudo apt purge code
rm ~/.local/share/keyrings -fr

再度vscodeをインストールする。

snapからインストールすると日本語入力ができないので、公式からダウンロードしてきてインストールする。
公式から.debファイルをインストールしてくる。
sudo apt install ./code_1.54.3-1615806378_amd64.deb //ファイル名は適宜読み替えること

解決方法の補足

参考リンクへ貼ったIssueに再現手順が書かれているが、自身の環境では以下の流れで今回の問題が発生した。

  1. snapでvscodeをインストール
  2. GitHubアカウントでログインし設定を同期
  3. snap経由でインストールしたvscodeでは日本語入力をできないことがわかりアンインストールする
  4. 公式の.debを使用して再度vscodeをインストール
  5. vscodeが起動後にすぐクラッシュしてしまう

gnome keyringが持っているGitHubの認証情報がおかしなことになる(異なるバージョンのvscodeが読み書きすることで破壊している?)ことでクラッシュしているようなので、以下のコマンドでkeyringsをクリアすることで解決したと思っている。
rm ~/.local/share/keyrings -fr

参考


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Written by eginoy